フィレンツェから
シエナに向かう途中の小高い丘の上にある
塔の街・
サンジミニアーノ
は中世の趣を最も良く残している。競い合うように乱立する塔はどこか日本の鯉のぼりを連想させる。かつては防衛上重要な施設であったが、今ではすっかり無用の長物となってしまった。登ってみると
トスカナの穏やかな大地がどこまでも四方に広がっているのを見る事ができる。
ところで、塔の外壁面にある多数の穴は何か分かりますか。覗き窓や弓矢の窓を想像していたのですが、塔を建てる際に使った外部足場の支柱を引き抜いた跡だそうで、修理の為に残してあるとの事。感心させられました。
■画像は35年以上も前のもので現状とは大きく異なっている場合もあります。