ローマのロマネスクは起源が古く、
バシリカ(公会堂)に祭壇と列柱のナルテックスをつけた簡単な形式のものが多い。しかし、内部は後世の改修により原形をとどめるものは少ない。
やはり、
バチカンのお膝元で寄進が多かったのであろうと納得する。
そんななかで、
ローマの東の丘モンテ・サクロへの途中にあるコスタンツァ教会は円形の平面を持ち当時の雰囲気を良く残している。隣にはアニェーゼ教会のカタコンベもあり、この地がキリスト教公認の以前から布教の中心地であったことが伺われる。
真実の口で有名なコスメディン教会は
フォロロマーノの南側に位置し、マッシモ競技場やヴェスタ神殿などの遺跡に囲まれてひっそり建っているが、中世に建てられた数少ない教会の一つである。
■画像は35年以上も前のもので現状とは大きく異なっている場合もあります。