自動車ショーや産業博覧会で有名なトリノはピエモンテ州の中心都市である。イタリアの中で洒落た欧州的な雰囲気を色濃く漂わせているのは歴史的にも地理的にも隣国との関係が密であった為である。郊外にあるスーペルガ教会はその時代の証であり、ユバラによって設計された。集中型の厳格なオーダーをもった新古典主義の幕開けともいえる美しい建物である。
トリノからフランスへのアルプス越えの街道の途中にサクラ・サン・ミケーレ修道院がある。12世紀に建てられた付属教会は周囲のアルプスの山々を背景に岩肌の上に聳えたっており、俗世から離れて修行する僧達の真摯さが形に現れているような印象を受ける。
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