同じ
アーメダバッドの郊外に作られた国際マネジメント大学はユダヤ系アメリカ人ルイス・カーンの手によるものである。厳格な幾何学図形によるパターンの繰り返しと、機能性に基づかない空間構成の演出ははっきりとインターナショナル・スタイルの終焉を宣言している。広いインドの台地の中で、
インターナショナル・スタイルの祖と言われるル・
コルビジェの作品のあるアーメダ・バッドの地をを敢えて選んだのは彼のモダニズムへの挑戦だったかもしれない。
私が訪れたのは第一期工事が完成したばかりの頃で、周囲では引き続け建設が続けられていたのだが、今にも倒れてきそうな丸太足場の上を、裸足の労務者がレンガやコンクリートを頭の上の籠に載せて器用に運んで行くさまに驚かされた。カーンが単純な形を用いた理由が分かったような気がした。
■画像は30年以上も前のもので現状とは大きく異なっている場合もあります。