グジャラート州の州都
アーメダバッドはガンジーの故郷である。乾燥地帯と湿地帯の中間にあり綿花の栽培が古くから盛んで、英領時代に綿紡績工業が発展し、豊かな土地柄である。ガンジーの独立運動はその経済力を背景にしたとも言える。
もう一つ、その経済力が創り出したものにミル・オーナーズ・ハウス(紡績業者会館)がある。地元の有力な紡績業者の一族が1956年、自宅や美術館と共に現代建築の祖とも言われるル・
コルビジェ(フランス)に発注して建てたものである。コンクリートの薄いブリーズ・ソレイユ(日除けのひれ)は、
その風土(夏には50℃を超える気候)を考えてのものであろうが、強い光を受けておりなす陰影のリズムが現代建築の
夜明けを告げている。古い町並みの中にその建物を発見すると、思わず『えっ!何故こんなところに?』と驚かされる。それに、影響されてか、
アーメダバッド
には
インターナショナルスタイルの建物があちこちに見られる。
■画像は30年以上も前のもので現状とは大きく異なっている場合もあります。