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デリーの南約300qにあるラジャスタン州の州都ジャイプルはピンクシティと呼ばれている。この地方の特産であるピンク色の砂岩で多くの建物が作られていることによる。特に街の中心部の大通りに面して建つハワ・マハル(風の宮殿)はその色と形状の特異さから多くの観光客を呼び寄せている。
インドの最初の訪問地であったために、あまりにも違う文化に圧倒され、楽しむゆとりも無く、今となってはどこか印象が薄い街である。
郊外北10kmあまりのところに、丘の上の巨大なアンベール城がある。16世紀に豊かなジャイプルの威信をかけて築城され、ここが藩王国の首都であった。鏡をちりばめた幾何学的な模様の装飾がみごとで鏡の間や、室内を水が回るように造られている歓喜の間などがあり、マハーラージャの一族の繁栄ぶりが想像される。
二つの建物とも風通しを強く意識して建てられていて、インド大陸の中央部にあっては当然のことと思われた。
■画像は30年以上も前のもので現状とは大きく異なっている場合もあります。