ポンペイの傍にある秘儀荘はディュオニソス(バッカス・酒と演劇の神)を祭る秘密の儀式を描いた絵が有名である。ディュオニソス信仰はギリシアを中心に広まった秘密めいた熱狂的信仰で、それが南イタリアにも伝わったけっかであろう。
ディュオニソスの婚儀、踊る巫女、入信の鞭打ち儀式、パピルスを読む少年など、ポンペイの赤を背に非常に鮮明に描かれている。多分、ポンペイの有力者の別荘だっただろうが、持ち主は相当の数寄者だったと推測される。
絵画や彫刻は『記録する』という人間特有の行為から生まれたものであり、日々の生活を描き残したいのは本能であろう。
パルマの洗礼堂のニッチに飾られた12ヶ月を描いたレリーフはB.アンテラーミの作ったロマネスク時代の傑作で、当時の生活を生き生きと表現している。| MAIN |
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